2010年4月6日火曜日

地獄の季節 (ランボー)

また、見つかった、何が、永遠が、海と解け合う太陽が、

これで僕は、ぶっ飛ばされた。心の奥底に響いた。ランボーは、これを19歳で書いた。天才である。小林秀雄の訳もすばらしい。
ランボーは放浪している。人は、なぜ放浪に憧れるのだろう? 狩猟の記憶がDNAに残っているのか?新しい物が好きだから? 何かから逃げたいから?時間が無くて、放浪に出れない人は、この詩集をゆっくり読んで、心の中で旅にでると良い。とても鋭いナイフを持った少年が、貴方の心をえぐるだろう。
少年、少女に読んでもらいたい。文学の可能性を自分の心で体験できるだろう。
いつか、この詩集を原語(フランス語)で読んでみたいものです。また、ランボーの足跡を辿ってみたいです。

松岡さんの解説

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