2019年4月30日火曜日

生命40億年全史

https://booklog.jp/item/1/4794211899

* Links
** https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB14585402
** https://en.wikipedia.org/wiki/Richard_Fortey


* 地質年代表
-- 35億年前の先カンブリア/始生代
から
-- 160万年前に始まった第四紀
まで

* 12章 人類

* サルとヒトはどう違うのか?
* 人間とはどのような生き物であるか?
人間とは何か?
* チンパンジーと人類は,遺伝子レベルでどれだけ異なるか?
(p.430)

* 絶滅した類人猿たち。
彼らは,現生人類(ホモ・サピエンス)とどう違ったか?
なぜ,絶滅したか?

* p.465
石器の利用

*  ホモ・サピエンス vs. ネアンデタール人
ネアンデタール人とはどんな種であったか?
ネアンデタール人は,どうして絶滅したか?
両者の違いは?
両者の関係は?

* ホモ・サピエンス
いつ,どうやって発生したか?
祖先は?

* 意識は人間だけのもの?
理性,考えること,知性,言語,思考力。

自意識が,人類の種を定義する特性の一つ。
他の特性は?

* 旅するホモ・サピエンス

* アリグザンダー ポープの「人間論」より
人間論 (岩波文庫 赤 224-1)

偉大な自然はかく語り,従順な人間は服従した。



ホモ・デウス : テクノロジーとサピエンスの未来

人類は,他の生命や動物とは全く異なる,進化,発展を遂げてきた。
21世紀になり,コンピューター,インターネット,AI,分子生物学などがお互いに融合しながら,急速に発展してきた。
これらの技術により,人間より優秀な「無意識のアルゴリズム」を作ろうする科学者がいる。
これらの科学と技術の発展は,何を目指しているのだろうか?
人類全体を幸せにするのだろうか?

著者は,
Dataism = データ科学
は科学の共通言語となり,人類の新しい「神話」になると予想する。
そして問う。
高い知性を持つ「無意識」のアルゴリズムが我々自身より我々を知ることはできるか?
もしそうなったら,社会,政治,我々の生活に何が起こるか?

この本の前に,同じ著者による
「サピエンス全史」を読むと良い。

じっくりと考えてみたい豊富な内容。


サピエンス 全史 

目次
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226729/

人類は後どれくらい,絶滅を逃れられるだろうか?
もしの絶滅の危機がないとしたら,我々は何を目指し,どこに向かうのだろうか?

この疑問に到り,その答えを考えるために,この本は,多様な分野の知識をユニークな視点から俯瞰する。
人類は他の動物やネアンデタール人と何が違っていたのか?
大きな違いは,人は「神話」によって共同社会を作ることができたこと。
哲学,宗教,資本主義と言う「神話」を信じることで大きな力を手に入れた。
そして,科学の進歩は人類をどう進化させ,どんな社会,世界を作るのか?
特に,コンピューター,インターネット,AI,生物学といった科学と技術の発展は,何を目指しているのか?