2007年2月4日日曜日

幸福論 ラッセル

B.Russell, The conquest of Happiness

人生を楽しく過ごすには? どう 行動し、考えたら良いのでしょう?
それを深い洞察と鋭い論理でわかりやすく説明した良書です。
いろいろと迷ったときに読むと よいと思います。

現在社会では、病気や外的な災難にあっていない限り、だれでも幸せになれる。だだし、幸せになるた めには、それなりの訓練と努力が大切です。こういうことが書いてあります。
そうですよね。少なくとも日本などの先進国と呼ばれている国で は、十分に科学技術が進んで、それほど苦労しなくても食べ物を食べられ、衣食住にはそれほど困らないはずですよね。それなのみどうして、世間では不幸なで きごと、不幸そうな人々が多そうに見えるのですかね。

私が読んだ中では、道徳の本、ベスト1です。座右の書です。
こ ういう内容は、ある程度人生経験を積んでからで無いと理解できないかも知れないですね。私は30代で読みました。

1930 に書かれた本です。したがって、必ずしも現在(2006年)の諸問題に対応できるわけではないですね。誰か、21世紀版の「幸福論」を知りませんかね。

印 象に残っていること。
興味を自分の中では無く、広く社会、宇宙全体に向ける事。
何事も中庸が良い。やり過ぎはだめ。バランス 間隔が大事。
仕事に情熱を持って行うことは幸福の源。そのためには、建設的な仕事が良い。

ラッセル は、
20世紀を代表する知性の巨人、行動する知識人代表。

amazon review
http://goo.gl/FGm4zG

0 件のコメント:

コメントを投稿